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パリオリンピックで野球がないのはなぜ?ロスオリンピックでは復活する?

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今回は『パリオリンピックで野球がないのはなぜ?ロスオリンピックでは復活する?』についてご紹介します。

オリンピックは世界中の国々がその文化、伝統、そして何よりもスポーツの才能を披露する場です。

しかし、この国際的な舞台で毎回全てのスポーツが取り上げられるわけではありません。

パリオリンピックでは野球がプログラムから外れてしまいました。

なぜパリオリンピックで野球がないのでしょうか、そしてその次のロスオリンピックでは復活するのでしょうか?

順番に見ていきましょう!

この記事でわかること

●パリオリンピックで野球がない理由

●ロスオリンピックで野球は復活するかどうか

●パリオリンピックについて

●ロスオリンピックについて

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パリオリンピックで野球がないのはなぜ?

パリオリンピックで野球がプログラムから除外された理由は、いくつかの要因が絡み合っています。

オリンピックの競技プログラムに関しては、国際オリンピック委員会(IOC)が開催都市と連携して決定します。

この決定過程では複数の基準が考慮されますが、パリオリンピックでは以下の理由が特に影響しました。

  1. オリンピックアジェンダ2020の影響: IOCが採用したオリンピックアジェンダ2020はオリンピックの持続可能性を高め、開催コストを削減するための新しい枠組みを提供しています。この枠組みの下では、開催都市がその地域での人気や施設の利用可能性などに基づいて競技を追加または除外する柔軟性を持つことができます。
  2. 地元での人気: パリおよびフランス全体では、野球は比較的人気の低いスポーツです。フランス国内で高い人気と参加者数を誇るスポーツや、国際的な注目度が高い新しいスポーツを優先する動きがありました。
  3. 施設とインフラ: 野球には専用のスタジアムや設備が必要ですが、フランスには国際大会を開催するのに適した野球施設が限られています。新しい施設を建設することは、オリンピックのコスト削減と持続可能性の観点から望ましくないと判断されました。
  4. 国際的な普及: 野球は世界的に人気のあるスポーツですが、特にアジア、アメリカ、カリブ海地域にその人気が集中しています。ヨーロッパや特にフランスでは、他のスポーツがより国民的な関心を集めており、オリンピックでの野球の採用は地元の関心に必ずしも合致しないと見なされました。

これらの理由からパリオリンピックの組織委員会とIOCは、野球を2024年のオリンピックの競技プログラムに含めない決定を下しました。

特定の競技がオリンピックで採用されるか否かは、その時々の開催都市の文化的・経済的な状況に大きく左右されることを示しています。

 

ロスオリンピックで野球は復活する?

ロサンゼルスオリンピック(2028年)では野球が復活することが決定しています!

理由は書きの通りです。

  1. アメリカにおける野球の人気: アメリカ合衆国では野球は非常に人気のあるスポーツであり、メジャーリーグベースボール(MLB)は国内で広範なファンベースを持っています。ロサンゼルスを含むカリフォルニア州は、複数のMLBチームの本拠地であり、野球は地域文化の重要な部分です。
  2. インフラと施設: アメリカには世界クラスの野球スタジアムが多数存在し、オリンピック規模のイベントを開催するための十分な設備があります。そのため新たな施設を建設する必要性が低減され、コスト削減と持続可能性の目標にも合致します。
  3. オリンピックアジェンダ2020の影響: 以前にも触れたオリンピックアジェンダ2020は、開催都市に自国で人気のあるスポーツをオリンピックプログラムに追加する柔軟性を与えています。ロサンゼルスとアメリカ合衆国全体で野球が極めて人気があります。

 

パリオリンピックについて

パリオリンピック2024は、正式に第三十三回オリンピアードのゲームズとして知られています。

フランスのパリを主要開催都市とし、フランス本土の16都市とフランス領ポリネシアのタヒチ島にまたがる1つのサブサイトを含む2024年7月26日から8月11日まで開催されます​​。

パリはこれが3回目の開催となり、ロンドンに次いで夏季オリンピックを3回開催する2番目の都市となります。

イベントは男女平等な参加者数を特徴とし、総参加者数は10,500人に制限されています。

さらに、ブレイキング(ブレイクダンスとも呼ばれる)がオリンピックイベントとしてデビューします​​。

開催都市の選出プロセスはパリとロサンゼルスのみが最終的に残った後、2024年と2028年の夏季オリンピックを同時に授与することで合意に至りました。

この決定によりパリが2024年の開催都市として、ロサンゼルスが2028年の開催都市として確定しました​​。

開催地としては、アレーナ・パリ・ノール、ヴィルパントPMCレンジ、パルク・デ・プランス、スタッド・ローラン・ギャロス、ベルシーアリーナ、シャン・ド・マルス、パリ・エキスポ・ポルト・ド・ヴェルサイユ、ル・ブールジェ・メディア・ビレッジ、コンコルド広場、凱旋門、グラン・パレ、レ・ザンヴァリッド、そしてスタッド・ド・フランスなどが含まれます​​。

オリンピックの象徴である聖火リレーは、2024年4月16日にギリシャのオリンピアの聖域で最初のトーチが点火されることから始まります。

オリンピックの開催に向けてパリ2024組織委員会は数々のテストイベントを行っており、トライアスロンやセーリングなどのイベントが既に実施されています。

また、セーヌ川の水質改善などの取り組みも進められています​​。

 

ロスオリンピックについて

2028年夏季オリンピックは正式には第34回オリンピアードのゲームズとして知られ、一般にロサンゼルス2028またはLA28と呼ばれています。

このイベントは2028年7月14日から7月30日まで、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスで開催される予定です。

アメリカ合衆国が主催する5回目の夏季オリンピックであり、ロサンゼルスが夏季オリンピックを主催するのは、1932年と1984年に続き3回目となります。

ロサンゼルスは、ロンドンとパリに次いで、夏季オリンピックを3回主催する3番目の都市になります​​。

ロサンゼルスが開催都市に選ばれたのは、入札プロセスの結果です。

当初ロサンゼルスとパリは2024年夏季オリンピックの開催都市候補でした。

しかし、の候補都市が次々に撤退し、国際オリンピック委員会(IOC)の仲介による合意により、パリが2024年の開催都市に選ばれてロサンゼルスが2028年の開催に同意しました。

この決定は2017年9月に正式に決定しました​​。

ロスオリンピックはロサンゼルス大都市圏内の既存の世界クラスの会場を活用し、新たな恒久的な会場の建設を避ける予定です。

会場は、「スポーツパーク」と呼ばれるクラスターに組織され、ダウンタウンロサンゼルス、サンフェルナンドバレー、カーソン、ロングビーチに位置します。

オリンピック村はUCLAキャンパスに設置され、メディアメンバーはUSCでホストされます。

特に、ロサンゼルスメモリアルコロシアムは3回異なるオリンピアードで陸上競技イベントを開催した初のスタジアムになる予定です。

その他の会場にはBMOスタジアムがサッカー(フットボール)と陸上競技、SoFiスタジアムがサッカーとアーチェリーの開催地となります。

コロシアムは2017年から2019年にかけて大規模な改修と修復プログラムを実施し、その他の会場もゲームズの準備のために更新または建設されています​​。

ロスオリンピックではフラッグフットボールとスカッシュがオプショナルイベントとして初めて登場し、野球/ソフトボール、クリケット(1900年以来初めて)、ラクロス(1908年以来初めて)が復活します。

また、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンがオリンピックの「コア」イベントプログラムに追加され、ゲームを現代化し、新しい観客を引き付ける要素を持っています。

このようなイベントの現代化と新しいオーディエンスへのアプローチはより幅広い視聴者層への関心を引きつけ、オリンピックの魅力を高めることを目的としています。

ロスオリンピックは2028年7月14日に開幕し、7月30日に閉幕します。

その後パラリンピックゲームズが8月15日から8月27日まで開催されます​​。

まとめ

今回は『パリオリンピックで野球がないのはなぜ?ロスオリンピックでは復活する?』について紹介しました。

オリンピックで開催される競技は、世界的に有名かどうかではなく開催国内での有名度も大きく関わってくるようです!

パリオリンピックでの野球の開催は残念ながらありませんでしたが、ロスオリンピックでは復活するとのことで楽しみですね♪

この記事の要点まとめ

●パリオリンピックで野球がないのは様々な要因が絡み合っている

●ロスオリンピックで野球は復活!

●パリオリンピックの概要

●ロスオリンピックの概要

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関西在住のyupiと申します。日常のちょっと気になるコトだったり、トレンドまで幅広く発信しております。